過去イベント・講座紹介

キラキラ歌ってごっくん。明日もゲンキ!〜誤嚥防止セミナー〜 第2回開催報告

投稿日時: 08/26 ネットワーク管理室CMS担当者

「歌ってごっくん。明日もゲンキ!〜誤嚥防止セミナー〜」の第2回開催レポートを公開しました!

当日の様子やセミナー内容を詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

講座の概要

2回目となる今回は「発声がラクになる身体作り」をテーマに、前回のおさらいを交えつつ、ストレッチや口の体操など、より実践的なメニューを行いました。参加者の皆さんが、無理なく楽しみながら発声に必要な筋肉を鍛えられるよう工夫が凝らされました。

開催日: 2025年6月17日(火)
場所: 県南生涯学習センター
主催: 茨城県県南生涯学習センター
講師: キムラボボーカル講師 登 久美子さん、桐山 麟太朗さん
協力: 木村大 Music Lab. (キムラボ)

 

どんな内容だった?

今回は「発声がラクになる身体作り」をテーマに、以下の内容で実施されました。

前半:

誤嚥防止ストレッチと腹式呼吸 講師の登久美子さんより、まず誤嚥性肺炎を防ぐための3つのポイント(喉周りの筋肉、呼吸筋、口腔内の清潔さ)が改めて確認されました。

続いて、前回学んだ腹式呼吸のおさらいです。横隔膜が大きく上下するこの呼吸法が、安定した息で歌うためにいかに重要か、改めてその必要性が解説されました。

そして、誤嚥防止のための様々なストレッチを実践しました。

タオルストレッチ

タオルの両端を引っ張りながら息を吐き切り、鼻からゆっくり息を吸う練習
タオルを後頭部で上下させて肩甲骨をほぐし、肘を曲げるときに「ふ」の口で息を吐く練習
背中を洗うようにタオルを持って横に倒れる練習
前屈で重心を下げ、腹式呼吸をしやすくするストレッチ

さらに、前歯を閉じて音を揺らさず一定に「S」の音を出す練習も行われました。これは、腹式呼吸が安定しているか確認でき、喉が開く感覚もつかめるため、発声にとても役立つことが伝えられました。

 

後半:

母音を滑らかに、はっきりとした声で 後半は、桐山麟太朗さんが担当してくださいました。

前回のおさらいとして、ストローを使ったウォーミングアップを実施。「息だけ」「声で」「音階で」と段階的に声を出していき、前回の学びを思い出しました。

続いて、口腔機能のトレーニングとして「パタカラ体操」を実施しました。発音練習を通じて、口周りの筋肉や舌をしっかり動かすことで、滑舌が良くなるだけでなく、飲み込みの力も鍛えられることが説明されました。

さらに、「母音を滑らかに繋げ、大きくはっきりとした声を出す」ためのトレーニングです。口の形や舌の位置を意識しながら、「イ、エ、ア、オ、ウ」の母音を滑らかに繋げて発声する練習を行いました。

最後に、音の高さを変えて「イエアオウ」を繋げる練習や、童謡「シャボン玉」の歌詞を母音にして歌うトレーニングにも挑戦しました。歌詞を母音にすることで、口内の形を変えすぎずに歌うことができ、より安定した声が出せるようになることを参加者の皆さんは実感されていました。

全員で歌った

 

どんな成果が出た?

今回のセミナーでは、座学だけでなく、タオルやストロー、そして体全体を使った具体的なトレーニングを多く取り入れました。参加者の皆様は、発声や呼吸が身体のどの部分と結びついているのかを体感し、効率よく筋肉を鍛える方法を学ぶことができたと考えられます。

母音を意識した発声練習や、歌詞を母音に変換して歌うことで、喉に負担をかけず、より滑らかで豊かな声が出せるようになったことを実感いただけたようです。これらの学びは、日常的な会話やカラオケなど、様々な場面で活かせるものとなり、参加者の皆様の自信に繋がったと評価しています。

 

まとめ

「歌ってごっくん。明日もゲンキ!〜誤嚥防止セミナー〜」の第2回は、「発声がラクになる身体作り」をテーマに、実践的なトレーニングで誤嚥予防に取り組みました。

タオルやストローを使ったストレッチや呼吸筋トレーニングで、発声しやすい体づくりを体験しました。
口の体操「パタカラ体操」や、童謡「シャボン玉」の歌詞を母音で歌う練習も行い、喉に負担をかけずに発声するコツを掴みました。
参加者全員が、歌うことを通じて、より健康的で豊かな生活を目指しました。

ご参加いただいた皆様、そして素晴らしいご指導をくださった講師の先生方、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。